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品質

 

基本的な考え方・方針

ユニ・チャームでは、企業理念体系(社是・“信念と誓い”と企業行動原則)の考え方に則り、常にお客様起点の発想で継続的な改善に取り組んでいます。

当社の商品は直接肌に触れる商品が多く、より安心してお客様にご使用いただけるよう、品質と安全性の向上、正しい情報をお客様へお伝えするための適正な表記に努めています。

マネジメント体制

品質マネジメントシステムについては、「品質マネジメント=品質経営」という考え方から、「品質方針=中期経営計画」と位置づけ、システム適合性と有効性を確認するために、CQO(Chief Quality Officer/最高品質責任者)を責任者として、CSR本部が推進して内部監査・外部審査を実施しています。是正・予防処置をとりながら、定期的に社長が委員長を務めるCSR委員会などで報告をすることで、全社一丸となった継続的な品質向上活動を展開しています。

また、国内外を含む各事業所でISO9001およびISO14001を認証取得し、それに基づく品質マネジメントシステム(QMS)および環境マネジメントシステム(EMS)を適用しています。2017年には品質・環境両面での活動をより強化するために、品質・環境のマネジメントシステムを統合しました。マネジメントシステムを統合し運用することで、品質・環境の課題に一元化した仕組みで取り組んでいます。

海外では、2014年の輸入販売国の規制変更に伴い、インドネシアとタイにおいて国際規格である医療機器の品質マネジメントシステムISO13485を、2016年にインドにおいてISO9001、2018年にはエジプトにおいてISO14001の認証を取得し、各国で認証取得を進めています。

ユニ・チャームグループのISO9001、ISO14001、ISO13485取得状況(認証単位)
事業所認証取得の状況
ISO9001ISO14001ISO13485
ユニ・チャーム
ユニ・チャームプロダクツ
ユニ・チャーム国光ノンウーヴン
コスモテック
上海工場
天津工場
江蘇工場
韓国工場
台湾工場
タイ工場
ベトナム工場
インドネシア工場
インド工場
オーストラリア事務所
サウジアラビア工場
エジプト工場

安全性の取り組み

当社は、肌に直接触れる商品をお客様に安心して使用していただけるよう、資材調達から開発、製造、販売、廃棄にいたるまで全てのプロセスにおいて、ユニ・チャーム マネジメントシステム基本規程に基づいたチェックを行っています。

商品の開発段階では、安全性評価委員会によるゲート機能を設け、さまざまな使用実態や廃棄方法などを考慮したリスクアセスメントを実施、安全性確認が完了した商品には安全性評価確認書を発行しています。

また、安全性が確認された資材を使用した商品での実使用テストを実施しています。

  • 安全性評価確認書

動物実験

当社は商品の安全性確認において外部委託を含め、動物を用いた試験を現在行っておらず、今後も行いません(ただし、社会に対して安全性の説明責任が生じた場合や、一部の国において行政から求められた場合を除きます)。

化学物質管理

当社が提供するおむつやナプキンに使用されている化学物質の、ヒトへの直接・間接影響(環境影響)を低減するためにユニ・チャーム資材安全性ガイドラインを作り、使用原料中の化学物質の有害性影響が最終的にゼロになるよう努めています。そのため、有害成分を定義し、約3,600成分に上る物質リストを作成の上、削減ターゲット物質を設定しています。同時に各サプライヤーから全成分情報開示を受け、含有化学物質の毒性リスク評価を実施しています。削減ターゲット物質の設定では、グローバルな観点で有害化学物質の情報を幅広く収集し、参考文献・参考基準から禁止・制限物質を設定・管理しています。また2017年より商品や資材に含有される化学物質情報を管理するシステムを導入したことで、資材サプライヤーとの連携が強化され、より効率的な含有化学物質管理が可能となりました。

化学物質情報管理システム(画像イメージ)

安全確認フロー

安全確認フロー図

参考情報の一例

  • ECHA(European Chemicals Agency)
  • SVHC(Substances of very high concern)
  • RoHS(Restriction of Hazardous Substances)
  • REACH
  • Oeko-Tex standard 100
  • EU DIRECTIVE2015/1221/EC
  • DIRECTIVE 2009/48/EC(safety of toys)
  • Implementation of the Act on the Evaluation of Chemical Substances and Regulation of Their Manufacture
  • POPs: Stockholm Convention on Persistent Organic Pollutants
  • Dioxin Regulation Act
  • Montreal Protocol

グローバルな安全性活動

安全性に関する取り組みはあらゆる事業地域で必要であり、グローバルで安全性確認の仕組みを運用しています。各国の安全性確認の仕組みは2007年4月から運用され、2017年はベトナムへ展開、現在は中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア、ベトナムの現地法人が主体となって取り組んでいます。担当者全員が集まる全体会議や、全員参加のテレビ会議、定期的な個別ミーティングを実施することで、各国のサプライヤーや試験機関、行政機関を訪問し、協同で安全・安心な商品をお客様へ届けられるようコミュニケーションを強化しています。

また、2018年度から前述の化学物質管理システムの海外展開を順次進めており、増加する輸出入に対しても現地担当者が販売国規制への登録、含有物質調査を迅速に行い、お客様にさらなる安心を届けられる体制構築を進めています。

製造における品質管理の取り組み

生産法人ユニ・チャームプロダクツにおける品質管理の取り組みは、UTMSS(Unicharm Total Management Strategic System)による当社全工場での改善と、お客様からいただいた不具合情報に基づく改善を行っています。お客様からいただいた不具合情報へのフィードバックは品質・安全性の向上に不可欠であり、全社一丸となって取り組んでいます。

UTMSSでは“目で見る管理”“標準化”などを目標に活動しており、常に高いレベルで同じ品質の商品をお客様へ提供し続けられるよう、国内外の全工場で月1回以上のUTMSS改善活動を定期実施し生産性改善・品質改善を継続的に行っています。具体的な成功事例として、作業の“出来栄え管理”の仕組みを導入することで、個々人の作業バラツキを最小化し品質安定化を実現しました。

UTMSSでは、国内外の全工場よりUTMSSのメンバーが日本に集結し、全社大会を年2回開催します。大会では、UTMSSのメンバーが改善活動の成果を報告し、大きな成果を上げた上位7工場による改善発表を実施・共有するとともに、日本の工場のベンチマークをし、自国の設備に展開しています。また、国内工場と海外工場では“マザー工場制度”を推進し、海外工場への仕組み伝承、成功事例の展開なども実施しており、UTMSS改善活動の定着と合わせて仕組み伝承をすることで、海外工場の生産性改善・品質改善を推進しています。

UTMSS全社大会の様子
UTMSS全社大会の様子

商品への適正表記の取り組み

当社では、お客様視点に立った適正表記を心がけており、2010年以降、自主的規範の違反発生件数ゼロを継続しています。

マーケティングコミュニケーション(商品のパッケージや広告物)についてはお客様に正しい情報を伝えるために、医薬品医療機器等法、景品表示法、容器包装リサイクル法といった関連法規、日本衛生材料工業連合会等が定める業界基準、および科学的根拠を基に当社独自の自主基準への適合性を確認することはもちろん、お客様の目線に立ち、誤認を与えないか、誤使用を招かないかなどの観点で確認しています。自主基準については、広告物の媒体の多様化、市場変化に伴う消費者意識の変容等、社内外の環境変化に合わせて更新をかけ、関連部門への研修等を通じて徹底しています。

さらに商品設計段階で、表記の科学的根拠を検証評価する専門のゲート機能としてコミュニケーション保証会議を設置しており、パッケージ設計段階では、そこにお客様相談センターのメンバーも参加することでお客様目線に立った確認を実施し、グループ全体で最適かつ的確な表記を実現するよう取り組んでいます。

コミュニケーション保証会議
自主的規範の違反件数0件
 

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